農地転用までに検討したい5つのこと
最有力候補地を見つけられたものの、
前回の投稿「キャンプ場の最有力候補地との遭遇」にてリストアップした、検討すべき課題について自分なりに答えを出してみる。
- 土地の約半分の1000坪が竹林
当初は竹を刈るだけなら自分でも出来そうだ、と考えていたが竹は根が残っているとあっという間に増殖することを知る。しかしながら、平坦地に生えているため外注しても大きな金額にならないであろうとのことで、おおよそクリア。 - 上下水道が無い
付近住民の環境を聞くと、皆さん井戸&浄化槽を使っているようなので、予算を大きく超えないように気を付ければクリア。 - 近隣に無料キャンプ場(適地)が4つある
下記キャンプ場について、現地視察やネット口コミにて調査。
・茂野島キャンプ適地
大きな石が多くテントを張るには快適とは言えない。
・土村キャンプ適地
地面が硬くてペグが打ち辛い、石が痛いなどテントを張るには快適とは言えない。
・西里キャンプ適地
車の乗り入れが出来ない、日当たりが良くない。
上記3つのキャンプ適地は共通して、売店が無い/シャワーが無い/トイレが和式、綺麗ではない/騒音やケンカ、場所取りなどマナーの問題がある。
・黒川キャンプ場
市営のキャンプ場でしっかりと整備されているが、強いて悪い所を上げるなら青少年の家的でワイルドでは無い環境(ファミリー向け)。
電話確認後に郵送で予約が必要で面倒。
上記4つのキャンプ場に共通して言えるのは、ホリデーシーズンはバーベキューなどのデイキャンプ客の利用も有り、激込みで入れないor予約が取れなくなってしまう。
このような状況から、差別化できるサービスと安心・快適な環境を提供できれば共存共栄できる、との結論でクリア。 - キャンプ場までの道のりで道幅の狭い道路がある
キャンプ場利用前の注意喚起や車幅に合わせたルートの案内、道中の道路やカーブミラーの掃除によって解決できるしたい(引き続き検討)。 - 白地の農地転用許可が必要
全く見当も付かないため、農地利用課に訪問。
静岡市ではキャンプ場目的での農地転用の事例が、今まで1件も無いとのこと。。。
その他、事業計画書など必要な書類や手続きを確認。
以上、現段階で思い付く課題だけでもクリアできていない項目はあるが、清流興津川沿いという立地や、山々に恵まれた両河内という環境が全ての課題を上回ると信じ、
何だかとてもハードルが高そうな「農地転用」という階段を上っていくことに決定。